アメリカアマゾンから買って、中国から届いたヤマハSR400のタンクキャップは使えるのか
青いビニール袋の荷物が中国から届いた。アメリカのアマゾンへ注文してからおよそ三週間が経過している。多分船便だったのだろう。適当感ただよう梱包を見て大いに不安になる。
ラベルには「XV400」の表示があって、当然ヤマハビラーゴのことだろう。一連のシリーズで同じタンクキャップがSRにも採用されているので問題はないけど、本当にフィットするのか分からない。最悪使えなかった場合、返送料を考えると不利なので泣き寝入りとなる。まあでもマイルを使って$11.99が無料だったので腹を立てると言うこともないだろう。
中身はいたって普通だけど、カギがものすごく安っぽい。ためしにロックを開閉してみたら、二つのカギのうち一つが開かない。よくみると少しへの字に曲がっているので、たたいて直したら使えた。というよりカギって真鍮でできているので鉄よりは柔らかいが、そんなに曲がるものだったかと思う。まあとにかく両方とも使える。使っていて磨耗が激しかったり、くにゃくにゃ曲がるようならちゃんとした合鍵を作ればいい。
キャップの裏側はこんな感じで、純正パーツとほとんど変わらない。ダイキャストの仕上がりにも問題なさそう。これってパクリ商品なのかライセンス生産なのか分からないが、少なくともしっかり作られている。
さっそく取り付けてみた。上からパチンと押せば閉まると思ったがウンともスンとも言わない。「ぜんぜん閉まんないだけど・・・」ため息混じりに呆然となる。
一旦ネジを外して合わせ面を確認してみたら問題ない、ちゃんとフィットしている。色々試しているうちに、カギを一旦アンロックにした状態でなら閉まることが分かった。オリジナルがどうなっているのか分からないが、とりあえずは使える。
ちなみにキャップの表面はステンレスで出来ている。ヤマハの純正パーツはクロームメッキだったと思うがどうだろう。でも少し曇った感じの質感も悪くない。この仕上がりで送料込みの価格が$11.99だから激安といえる。(イーベイで程度の良い中古だと50ドル)恐るべしメイドインチャイナ!