寝てばっかりのネコにだってストレスはある
時々、ネコの本を読んで勉強している。私はネコほどストレスのない動物は居無いんじゃないかと思っていたけど、実はそうでもないらしい。そこで幾つかネコが感じているらしいストレスをピックアップしてみた。
1、かまい過ぎ
最初にこれをもって来たのは、我が家もこれに激しく該当していると思われるから。なにせ初めて飼ったネコなもんで、家族みんなで触ったり抱っこしている。もしかしたら昼間だれもいないときの方がリラックスできて嬉しいのかもしれない。
2、一人ぼっち
かまい過ぎと相反する状況なんだけれど、これにも身に覚えがある。家族みんなで出かけて帰ってきたのが夜十時ごろになった事がある。そのときは普段抱っこされたがらないのに、抱かれたまま動かなくなってしまった。たぶん真っ暗な家の中で怖かったのだろう。それ以来、帰りが遅くなりそうなときは小さなランプを点けておく事にしている。
3、ドライブ
またまた覚えがある。KOKOROと二週間ほど離れていた娘が「KOKOに早く会いたい」と言うので車に乗せて空港まで連れていった。30分くらい走らせると犬みたいにハアハアと息をして過呼吸なってしまった。それ以来KOKOROを連れて車で出かけるのは無理だと考えている。でもネコと一緒に車で旅をしている人もいるので、近距離ドライブで少しづつなら慣れるかもしれない。
4、大きな音
ネコの聴覚は人間の4倍だそう。もちろん犬よりも優れている。例えば私が大きなくしゃみをしただけで雷が落ちたような音を聴いているわけで、掃除機などはジェット機が頭の上を飛んでいくようなものだと想像している。
5、引越し
「借りてきた猫」と言うのはいつもよりおとなしくなった状態を示す。しかしおとなしくしているのではなくて、環境の変化を怖がっているのかもしれない。これは我が家とはまだ関係ないけれど、娘がKOKOROを連れて家を出るときにはどうなるのかと今から心配している。
と、ここまで書いていて気がついたのだけど、もしかして飼い猫よりノラ猫の方が幸せなのかって悩んでしまった。うーん辛いけれどKOKOROとは少し距離を置こうと思う。
「えっ、KOKOどーしたん」
「どこか具合でも悪いの」
「ココ~ お願いだから目を開けてちょーだい」
「もー ウルサイにゃー」
あまりネコにかまい過ぎてはいけない。