サンクスギビングデーではあるが日本人にはあまり関係もないのでネコに見習って何もしない午後


今日はアメリカの感謝祭である。英語ではサンクスギビングデーと呼ばれている。

アメリカの感謝祭は11月の第4木曜日に行われるので、毎年同じ日に祝日があるというわけではない。木曜から始まるので日曜までの4連休となる。遠くに帰省する人はもっと早くから休みに入る人もいるし、学校はその週がお休みとなる。

むかしメイフラワー号に乗ってイギリスから渡ってきた人たちが、秋の終わりにアメリカ大陸にたどりついてしまったため、食料確保にとても苦労したそうだ。その後も作物を育てようとするもイギリスとは気候が異なるためうまくいかなかったらしい。

そんなとき手をさしのべてくれたのが、先住民であるインディアンたちだった。

インディアンの助けにより、彼らは冬を越せる収穫を得ることができるようになり、恩人であるインディアンの人たちを招いて、ともに感謝しながらご馳走を頂いたとのが感謝際の始まりである。

その後どういうわけかインディンは土地を奪われ迫害を受けてしまう。その辺のところはアメリカの学校でどう教えているのだろうか。

さて感謝祭の料理といえば七面鳥の丸焼きである。

しかし普段のアメリカ人はそれほど七面鳥を食べない。ケンタッキーに行ってもフライドターキーはないし、マクドナルドにターキーバーガーは売っていない。レストランでターキーステーキとかも聞いたことがない。

ではなぜこの日に七面鳥を食べるかというと、当時インディアンの人たちが持ってきたのが七面鳥だったらしい。しかしあまりピンとこない。東部にはいるのかもしれないが、南カリフォルニアでは野生の七面鳥を見たことがないのだ。(コヨーテとかアライグマはいるぞ)

もしかしたら当時のインディアンは七面鳥を飼育していたのかもしれない。つまり七面鳥の丸焼きはインディンの伝統料理ということになる。うーんどうだろう、今のアメリカ人は「感謝祭」でターキーの丸焼きを食べながら、インディンの人たちへ感謝の気持ちはあるのだろうか。

ところでうちの今日の夕食は七面鳥ではない。一度どんなものかと丸焼きとディナーがセットになったものを買ったが、淡白でパサパサなので正直いっておいしいものではなかった。というわけで今夜はウォルマートから買ってきた5ドルのローストチキンである。

★ふだんも食べてるローストチキン

結局のところ感謝際とはあまり関係がないので、何もないままゆっくりと休日が過ぎてゆく。そんないつもと変わらないネコとの暮らしである。

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