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週末、いよいよSRのエンジンをスタートさせる。

10回ほどキックして全く手ごたえがないので、念のためプラグの火花を確認してみたらちゃんと出てる。それでシリンダーの中に注射器で少しだけガソリンを注入する。チョークを半分くらい引いて5回ほどキックしたら、数年ぶりにSR500のエンジンが始動した。

「タタタタタン タタタタタン」って!

静かではあるがなんか頼りない。ノーマルってこんな感じなのかとテンションが下がる。それでもご近所さんに迷惑かけるよりはましである。耕運機と揶揄されるのも分かる。だからバイクで出かけるときは、妻に「畑を耕しに行ってくるから」と言えばいいさ、と自虐的になったりする。

チョークを戻すとエンジンがとまる。調整が必要だと思うけど、キャブの調整はあまり自信がない。まあでもしばらくはエンジンを回しながら調子を見ていけばいい。

 

それで、ステンレスのエキパイは黄金色に焼きあがると聞いていたので、上手に焼いてやろうと思っていたのにまだらになっている。なんかぶつぶつもできてた。

前回、新品のエキパイを取り付けたあと、特に排気口周りは念入りにきれいにした。中性洗剤で油分を取り、アルコールでさらにふき取り、乾いたタオルでくもりを取り除いて、エンジン始動に備えた。

「エキパイ触ったの誰よ?」

って、オレしかいないじゃん。ガレージに出入りするのは自分しかいない。えっと、えっと、えーっと・・・

「あっ、おとといエンジンフィン掃除した」

なんてこった、あれだけ注意していたのに最後の最後にペタペタさわっていたなんて。

「仕方がないよ、あきらめろよ」

きっとそこはもっと焼けて黒鉄色になるさ、まだらもブツブツも黒くなって、ただの黒いパイプになっちゃえばいいさ。バイクであることに変りはないし、安全に走ってくれればいい。と負け惜しみを言ってみたりする。

まあでも今度メンテするときにポリッシュをかければ、それなりに味のある焼け具合にあるかもしれない。

と言うわけで、もし新車を買ったり、新しいエキゾーストパイプを取り付けたときは、こんな失敗をしないようにと思う。エンジン始動前のちょっとした気遣いで自分だけのマシンに変っていく。SRはそんなバイクだ。