雨上がりの午後にふと考える「スマホカメラの構え方」

一昨日から梅雨のように降った雨はいつの間にかあがっていた。南カリフォルニアはここ二三年で雨がよく降るようになった。そんな理由で雨樋を取り付けることになったわけではあるが、決して雨が嫌いというわけでもない。もともとが乾燥した土地なので、こんなふうにしっとりとした道を歩くと日本の春を思い出してうれしくなる。

ブログ写真は横撮りから縦撮りへ?

今回、意図的に縦撮り写真をブログに載せてみた。たまに縦撮り写真を使ったりするが、それは被写体が縦長なので仕方なくそうしていただけで、この写真のように本来なら横取りする風景をわざわざ縦撮りにしたのは初めてである。

遠く見える影絵のような木に続くアスファルトが無駄なようでもあり、足元からの遠近感を強調してくれているようでもあるので、これはこれで悪くないなと気がついた。これからは積極的に縦撮り写真を使ってみようかと考えている。

ふつうカメラで写真を撮るならおよそ横撮りになるわけではあるが、スマホの場合だとほとんどの人が縦撮りになるはずで、特に動画を撮る場合だとわざわざ横撮りにする人は少ないのではないだろうか。

なぜこんなことで悩んでいるかというと、スマホで写真を見る場合、絶対的に縦撮り写真の方が情報量が多いからだ。動画だったりすると横取りより縦撮りの方がずっと見ごたえがある。Youtubeのショート動画は縦撮りなので、写っている人の表情がずっと身近に感じ取れたりする。

かといって、PCでこうやって記事を書いていると縦の移動が多くなるので、余計な作業が増えているような気がする。実際この記事をみていると無意味に上下移動していたりする。どっちもどっちである。

また、このブログで使っているワードプレスだと縦撮り画像の貼り付けがけっこう面倒で何度もやり直した。アイキャッチ画像も尻きれトンボで、ぜんぜん「アイキャッチ」になっていない。アップした本人が「この写真なんだっけ」と混乱してたりする。

もしかしたらどこかで「これからの時代は縦撮りだ」とか熱く議論していたりするのかもしれない。そう言えばモールを歩いていると縦置きのディスプレイがあったりして、意外と違和感がなく見やすい。もしかしたら縦型TVとか出てくるかもしれない。そう言えば、すでにテスラのセンターディスプレイは縦型なんだよね。