いつの間にかサマータイムで、気がつけばジャックの桃の木に花が咲いている!
今日からサマータイムが始まっている。妻に言われて気がついた。それに昨夜は寝る前に時計を一時間早く進めることをすっかり忘れていて、壁にかかった時計を見ると確かに一時間遅れている。
あれっと、サマータイムを忘れていたのに、なぜ壁時計が遅れていることになっているのかすぐに理解できずにいたが、スマホを見て気がついた。スマホは夜のうちにちゃんと調整してくれていて、おかげで今朝の予定は何気に済ませてしまっていた。いつの間にか私の生活はスマホに管理されている。便利なようでいてある意味怖い気がする。
今日の南カリフォルニアは初夏のように暑かった。曇ったり晴れたりしながらも季節は移り変わっている。自然は誰かに管理されることもなく勝手気ままに動いている。
庭先の植えたジャックの桃の木は、いつの間にか太い幹の周りから若葉が伸びて花が咲いていた。
昨年は桃がひとつも実らずに終わった。それにしても桃栗三年とは誰が言ったのだろう。三年目に実らなかったわけで、当初は期待の意味もこめて「ジャックの桃の木」名づけたけれど、むしろそれがプレッシャーになっていたのかもしれない。そんなわけで、今年は桃の木の根元にせっせと堆肥を作っては水をやっている。
サマータイムが始まると日暮れが長くなる。夏はまだずっと先だ。桃は気長に待とう。