結局のところ撮った写真の反転作業が必要なままでスクリーンカメラのまとめ
モックアップした直後のピント不具合は、スクリーンとプリズムの距離を1.5ミリに調整したら解決した。画面の暗さも若干良くなったような気がする。
映像が逆に映る問題は解決していない。それで実際に発売されていたiPhon用のアダプターを調べてみたら、やっぱり逆のままだった。と言うよりその辺は専用のアプリを開発してくれれば解決しそうなもんだけど、結局は画像編集ソフトを使って自分で反転させる作業が必要になる。
http://www.superheadz.com/dslr/faq.php
この商品あんまり売れなかったと思う。
画質はスクリーンの荒さがそのまま反映され、大きな画像で見たり、引き伸ばして印刷するのは不利なので、実際に使うとしたらやっぱりブログやツイッターくらいしかないと思う。
それからコンデジのLCDスクリーンが上向きなので、太陽光線の下では全く使い物にならなかった。よって室内限定のネコカメラとして威力を発揮できると信じている。以下サンプル写真を掲載。
コンデジのスクリーンを見ながらの一眼レンズ側のピント合わせはどうにか慣れた。
50mmレンズそのままのボケの感じは悪くないと思っている。ちなみに被写界深度は、絞りダイヤルを設定してレンズ右横にあるボタンを押すと変えられる。暗くなった分の露出調整はコンデジ側でかってにやってくれるか、必要に応じて設定を変えればOK。
それでなぜか逆光は不利、白飛びにも弱い。
色合いは、実物より少しトーンダウンしていると思う。
テーブル下のKOKORO、写真を撮ろうと追いかけたので警戒している。
ネコ写真を撮るには気に入った。
最後に、静止している被写体のピント合わせは問題ないのだけど、被写体が動いたり撮影位置が変わると、いちいちピントを合わせる作業がもどかしい。昔はそんな事考えたこともなかったのに慣れとは恐ろしいもので、やっぱりオートフォーカスは素晴らしい機能だとあらためて実感した。
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