時にはフィルム写真風に撮りたい!
ニコンD700の「フォーカシング・スクリーン」を買ってきた。純正じゃないので12ドル! これはフルフラットのタイプだから、表面にグリッドやサークルがない。そしてオリンパスのフィルム一眼(OM-40)には合わなかったので、両脇を少し削ってはめ込む。
それで何をするのかと言うと、こうやってファインダーの中をコンデジで撮影する。
試しに折り紙フラワーと花瓶を撮ってみた。 フルフラットなので被写体だけが写り込む。スクリーン表面のソフト感も出ていて、発色も抑えられ、デジカメのあざやか感に較べると少し物足りないが悪くはない。
ただし、問題があってファインダー内のホコリまで写り込んでしまう。上の折り紙フラワーの写真はそのホコリを編集ソフトで取り除いた画像だけど、実際は少し残念な感じ。
もう少し整理して説明すると、これが本来のファインダー内を撮影した画像。これをトリミングして、黒い点を除去して少しだけコントラストをあげると・・・
こんな風に仕上がる。(もちろんネコのKOKOROには何の事か分かっていない)
北海道から連れてこられたキタキツネも撮ってみる。
ついでに本棚にあった瓶飾りも撮ってみた。
なんかわざわざ画質落として変な事やっていると思う。巷では昔のフィルムカメラを使い始める方が増えてきているらしい。だからたまにはデジタルのパキッとした写真じゃなくて、ソフトに撮るのもありだと思う。
普通にフィルム撮影して、それをスキャンすればたぶんこんな風になると思うのだけど、デジカメみたいにシャッターを切ってしまうと現像代もバカにならない。
とりあえずフルフラットのスクリーンを使えばフィルム写真に近い感じになる事が分かったので、専用のカメラボディーを自作して、ホコリ対策を考えれば使えると考えている。 ちなみにこれと同じ方法で、スマホに古いレンズをつけるためのアダプターがあるらしい。少し調べてみたい。