スクリーンカメラにOM-10を活用してみる
昨日の続きでフォーカシング・スクリーンに映った映像の写真を撮るカメラを考えている。(私はかってにスクリーンカメラと呼んでいる)
「フィルム一眼レフの雰囲気をデジタル化できないか」
当初レンズとスクリーンを組み合わせて、それを接写すれば簡単にできると考えていたのだけど、どうもそれでは映像が暗く、また光が真中に集中してしまう。そもそもフラットなフォーカシング・スクリーンでさえただの曇りガラスではないらしい。 曇った表面は雲っているだけなんだけど、反対側のツルツル面に曲面のような屈折が見える。その仕組みを調べてみたけど納得いく回答はなかった。
それからプリズムも単に鏡の役割りだと思っていたのだけど、被写体側の表面は凸レンズになっている。ファインダー内に映る映像の仕組みがとても興味深い、しかし現物を目にしてもよく分からない。それで別案として、カメラ本体のプリズムとファインダーレンズをそのまま流用しようかと考える。
これはオリンパスのOM-10で、ずっと前にオークションから買った。 このカメラは、OM-2のプリズムが腐食でダメになったときに、パーツ取り用として持っている。(OM1と2のプリズムは劣化したモルトで鏡面部が腐食する欠点がある)
でもまだ普通に使えるので分解してしまうのは躊躇している。ただしこのプリズムも腐食してしまう恐れがあるので、早く取り出したい気持ちもある。
話は変わるけど、スマホでもそのままファインダーの中を撮影できる。こんな風にフィルムカメラに取り付けければ、ハイブリットカメラになる。(フィルム撮影しながらデジタルも撮れるって解釈)
そのスマホで撮った写真がこれ。これでもいい様な気がする。OM-10を分解する前にもう少し考えてみたい。
この後の展開はこちら!