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ローカル路線バス乗り継ぎの旅 オープニング

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 オープニング

太川陽介さんと蛭子能収さんの不思議なコンビが、ゲストのマドンナと一緒にバスを乗り継いで旅に出る番組がある。台本は書けないと思うので、行き当たりばったりそのものだ。

そんな番組を私はつい最近知った。

「あー、太川陽介さん元気にしているんだ」と何気に懐かしい。蛭子さんはあまり知らない。マドンナには、80年代の忘れかけてしまっていたアイドルが出てきたりして懐かしい。

この番組、旅番組なのに有名な観光地を平気で素通りするので、もの足りないと思う人がいるかもしれない。でも私としてはツアー旅行にはない旅の醍醐味が感じられて楽しい。そしてなにより日本の飾り気のない風景に出会えるのがうれしい。

それらは寂れた駅前であったり、昭和っぽい商店街やまわりに何もないバス亭、あぜ道が続く田んぼや畑といったどこにでもある日本の風景。

ネットやテレビでは最先端のファッションや新製品の情報にあふれていても、日本じゅうそんなに変わっていない。時間はゆっくり動いているのだと思う。悪くない。それでいい。

それから、時々バスの待ち時間に飛び込む喫茶店からいい雰囲気が伝わってくる。気の良さそうなマスターとカウンターに向かい合わせの常連らしき人。同じ時間に毎日出かければ同じメンバーに会える気がする。そんな何気ない空間が垣間見える。

実際、たまたま入った喫茶店が、何十年も前に太川さんがふらっと立ち寄った店だったシーンもあった。こういう偶然の出会いって素晴らしい。忘れていた若い頃の自分に出会えるような旅になる。

旅とは物理的な移動だけではなくて、時間を飛び越えるようなものでもあってほしい。