反則的かつ誘惑的アドビ・ライトルームを使ってみた!

イーベイからライトルーム3を落札した。

使っているOSがウィンドウズ7なので、PCの負担を考えてその頃に発売されたと思われる「3」を選んだ。それに最新版のライトルーム6だと150ドルはするが、これは送料込みで15ドルだった。

ただしセラーさんは、インストールして動作を確認していないという。もちろんクレームも返品も受けつけてくれない。ちょっとした冒険ではある。

それからスチューデントエディションとか書いてあって、調べてみたが通常版と何が違うのかよく分からない。とりあえずはライトルームを体験できればいい。

ケースは割れてしまっているがディスクはいたってクリーン。ちゃんとシリアル番号もついている。それでインストールしてみたら普通に使える。しかも英語表示だと思っていたら勝手に日本語版になっていた。なんか得した気分。

さっそくクリスマスのオーナメントを撮って試してみる。これは比較のための何も加工していない写真。実際に見た感じよりは少し暗くてトーンも低い。

こっちはいつものファイヤーワークスを使ってコントラストを少し強くした写真。いつもはこれくらいでブログに使っている。これでも問題はないのだけれど少し雰囲気を変えてみたい。

ライトルームを使ってビンの中にある家に光が差し込んでいるように加工してみた。こっちのほうがクリスマスっぽく見えると思う。使い方がいまいち分からないが、スムーズで自然な調整ができるそんな感じ。

写真を加工することに抵抗はないが「加工しました感100%の写真」にはしたくない。

ときどきアングルと構図が気に入っていても、露出が足りなかったりオーバーだったりでボツにしてしまう写真がある。そんなときは部分的に修正したい。

フィルム時代のカメラマンは、たとえば写真をトリミングすることさえプロとしては恥じることだったらしい。構図も露出ももちろんシャッターチャンスも完璧な一枚を撮ることが使命だったのだろう。いやー、撮れる枚数も限られているフィルムの時代にすごいよ。

ところが、昔プロカメラマンだったらしい方が、写真の加工方法をユーチューブで親切に解説してくれていて、普通にボツと思える写真を「それ反則じゃね」と言いたいくらい素晴らしい写真に仕上げていくのには感動した。プロの感性ってのは編集技術においても素晴らしいものがあるのだ。

正直、露出がオーバーでもアンダーでも、あるいは白トビなんかしてても後で修正できるなら、もっと気軽にシャッターを切れる。私は街を歩きながらスナップ写真を撮るスタイルなので、あとで部分修正できるとうれしい。

プロの人がそんな風に加工しているのなら、アマチュアならアマチュアらしく便利なツールを使わない手はない。そんな誘惑にかられて写真編集の勉強をはじめた。

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