「猫」の語源から考察する現代文明への反省と持続可能な社会の将来について

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ある日の午後、しゃきっとしたココロのポートレート。人間でいえば勤務中のOLみたいな感じ?

 

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しかし猫だからね、そんな緊張状態は続けられない。ちょっと目を離せばいつものようにウトウト。

 

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しばらくすればお昼寝モードに突入する。これがネコ本来の姿であるといえる。

 

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猫が寝ているときは「そーっとそーっと」静かに。でもちょっとだけイタズラして、口元を押し上げて牙を剥いた写真を撮ったりする。もう爆睡状態なのでピクリともしない。

ネコを飼い始めた頃、いつも寝ているものだから、てっきり病気か何かじゃないかとずいぶん心配した。しかし猫は一生の3/4を寝て過ごすらしい。

猫の語源は「寝る子」だそうで「寝る子」→「寝子」→「猫」となり、なるほどと感心した。大人の猫の睡眠時間はおよそ14時間前後で、子猫の場合だと起きている時間は3時間から4時間くらいしかない。だから一緒に遊べる時間なんてほとんどないことになる。ちなみに夜行性だからと夜になって活発に動いているかと言うと、そんな事もなくてやっぱり寝ている。(これにも驚いた)

ではいつも寝ているからと、しっかり睡眠が取れているかというとそうでもないらしい。

たしかに熟睡しているときは、ヒゲを引っぱっても少し体をゆすっても反応しない。ヘタをすると白目をむいてぐったりしているものだからパニックになった事もある。猫がノンレム睡眠状態で熟睡できるのは一日のうちで10分くらいしかない。あとはレム睡眠なので、ちょっと物音がしたりすると頭を持ち上げて「何だにゃ」と言う反応を見せて、すぐにまた寝入ってしまう。

猫にとってノンレム睡眠はとっても大切で、熟睡しているのを邪魔されると、ストレスや病気の要因になってしまう場合もある。だからヒゲを引っぱったり、体をゆすったり、ましてや牙を出してイタズラするなんて、絶対にしてはいけい事である。「ごめんココ」

ではなぜ猫がそんなに寝る必要があるかと言うと、それはズバリ怠け者だからである・・・と言うことは決してない。

はた目から見れば確かに怠けている。と言うかやる気がまったくない。しかしそうではない。猫は獲物を捕らえるために体力を温存、もしくは待機しているだけなのだ。ノンレム睡眠以外は、物音がすればすぐに覚醒して獲物を捕らえる態勢に入れるのだろう。いつまでたっても起動しない私のラップトップなんかではなく、瞬時に起動できるiPadみたいなものだと思う。

これって、ものすごくエコではないだろうか。例えダラダラしているようでも、必要があればすぐにでも活動するってこと。ムダなエネルギーは決して使わない。猫だからムダな買い物もしない。暴飲暴食もしないし、キャバクラ行って豪遊したりなんてまずあり得ない。全ての国民が猫のように生活すれば、もしかしたら原発を無くすことも可能かもしれない。テレビを見ている人は今すぐスイッチを切って昼寝するべきだし、今PCやスマホでこのブログを見ている人も画面を消すべきであると私は考える。

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