ヤマハSR400&SR500のサイドカバー アルミ シェルの製作記(失敗と秋の空)

昨日は少し雨が降ってずいぶんと涼しくなった。大滝詠一の「雨のウェンズディ」を口ずさみながら最後の仕上げに入る。ダイソーから買ってきたアルミテープを適用な長さに切って、オリジナルカバーに貼り付ける簡単な作業。

 

シェルカバーが届かない横の部分だけで十分。それにしてもこのアルミテープがなかなかいい感じで輝いていて、リブ加工にこだわらないなら、全体にぺたぺた貼ればお手軽アルミカバーになってしまう。

 

裏側には両面テープを貼って・・・

 

オリジナルのサイドカバーにかぶせれば完成!

 

うーん、黒い車体にはちょっと浮いた感じがするかな。

 

だめかなと心配していたアルミ素材独特のヌメリ感はどうにか表現できていると思う。

 

横側はちょっとくらいじゃダイソーのテープには見えない。これはこれで重量感があったりする。

さて、それほど出来は悪くないと思うけれど、失敗だった部分があった。まず5052-H3アルミ板0.5厚は、絞り加工には硬くて薄すぎた。コンクリートの型も安価ではあるけれど精度が出せないし、表面を樹脂でコーティングしても荒さが目立った。そのため後でシワを取り除いたり、ゆがみを調整するのにやたらと時間がかかってしまった。

今回右側を仕上げたが、左側のサイドカバーはアルミ板の厚みを増やしてシェルではなく、サイドカバーそのものを作った方が意外と手っ取り早いかもしれない。

 

気がつけば日差しが傾き始めていて、冷たい風に空を見上げる。もうすぐ9月が終わりハロウィンの季節となる。