可憐に遅咲きのヒマワリ
今年のひまわりはとても背が高く巨大だった。二メートルほどの高さにクッションほどの花が咲いた。それはそれできれいだったし、ご近所からもワンダフルと言われてうれしかった。
けれどもどういう訳か写真を撮っておこうという気持ちがでなくて、いつの間にかそのタイミングを逃し、いまは来年の種のために干してある。
最後に残った遅咲きのひまわりは、背が低く花も小さい。それでもひとり楽しげに咲いているように見える。私は思いついたようにカメラを持ち出しシャッターを切った。
カリフォルニアの日差しはまだ強いけれど、冷たい風がときどき吹く。もうすぐ夏が終わる。