【ついにアメリカにも登場】 焼いて食べるチーズケーキ味のキットカット
久しぶりにニジヤへ買い物に行ってきた。妻に言われた商品をそそくさと買って帰るつもりだったが、娘がこのキットカットを買いたいと言う。前からチェックしていたらしく、焼いて食べるところがこれまでのキットカットとは違うそうだ。
キットカットを食べるだけなのに、何で面倒くさい事をしなくてはいけないのかと思いつつ、甘党の自分としては見逃せない体験になるかもしれないと少しだけ期待感が膨らむ。
トレーにアルミホイルを敷いて焼くだけだけど、焼き具合のタイミングが難しいらしい。
トレーを使う事をしつこく説明しているので、絶対に大切なポイントなんだろう。
それにしてもドッサリ入っているのかと思ったら、13個しか入っていなかった。なんで13個という中途半端な数量なのかよく分からない。例えば兄弟で分け合うときなどケンカになりそうな気がする。
中身はいたって普通のホワイトチョコ。普通サイズよりちょっと小さめなところ不満を感じるが、とりあえずこのまま食べてみた。
なんて事だ。まったくインパクトが無い。説明のしようがない程とぼけた味だった。チーズの味もしないし、これではただ甘いだけのホワイトチョコ。
失望していないで、とにかく説明書の通りに焼いてみる。
一分もしないうちに表面が溶け始めた。パンケーキのように平べったくなってしまうかもしれないと心配しながらオーブントースターの中をじっと見つめる。
おっ、表面がブツブツになってきた。
うわっ、色が着き始めたと思ったらすぐに焦げてきた。慌ててスイッチを切る。
「おー♪」よい焼け具合である。匂いも香ばしい。
アルミホイルから引き離すのに苦労したが、少し冷ませばOKだ。
娘と半分づつ食べてみる。
「こ、これはもはやいつものキットカットではない」
表面だけではなく、下側の焼け具合にも注目したい。出来立てのクッキーと言った方がよいだろう。ホワイトチョコの部分は柔らかいままかと思ったけど、中も外もサクサクしている。チーズケーキ味がほんのり伝わってくる。甘さも香りも倍増している。
この意外性は、ゴングが鳴った途端にジャブをくらったボクサーのようなものだ。焼く前に食べたパンチのないホワイトチョコを舐めていたかもしれない。このジャブは連打されると三分持たないだろう。コーヒーと一緒におすすめしたい逸品である!
▼チーズケーキ味キットカットの評価(独断判定)
- 【おいしさ度】 ★★★★★ 風味も甘さも満足、しかし焼いて食べる事が絶対条件!
- 【完食満足度】 ★★★☆☆ クッキー感覚だと一人で全部食べたくなる。つまり少ない。
- 【お買い得度】 ★★★☆☆ ミニサイズが13個で$4.99だけど、やっぱり少ない気がする
- 【直感健康度】 ★★★☆☆ 全部焼いて食べてしまいたい衝動に駆られる。ダイエットしている人は注意!
- 【リピート度】 ★★★★★ 一度食べたら最後もうヤメラレナイ。