日系スーパーのニジヤへ買い物に出かけた。

妻からケーキを丸ごと買うように言いつけられていたが、娘が「いちご大福を食べたい」と言い出した。それにケーキは太るからイヤだと言う。日本でいちご大福を食べて以来また食べたいと思っていたらしい。

いつも売っているってわけでもないし、私も久しぶりに食べてみたいので承諾した。

▼こんな感じなのが六個で一パック!

ニジヤのいちご大福六個入り

ニジヤのいちご大福六個入り

 

まだ結婚したての頃の話しだけど、ある日のこと妻がいちご大福を買ってきた。

妻:「駅前の和菓子屋さんでいちご大福買ってきたの、食べてみて」
私:「いちご大福?なにそれ」

妻:「大福餅の中にいちごが入っているの」
私:「はぁ~、なんで餅の中にイチゴ入れるのさ、なんかふざけてんの?」

妻:「もー、いいから食べてみてよ」
私:「パク、もぐもぐ、シャクシャク」

妻:「どーお」
私:「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」

妻:「どーなのよ」
私:「 ふ、ふざけんじゃねー、なんだこの絶妙なうまさはー」

沖縄出身の私はいちご大福を知らなかったし、ましてや大福餅とイチゴの一見ミスマッチな具材がかもし出す、あのハーモニーを知らなかった。それ以来だからいちご大福との再会は数十年ぶりとなる。

さて、まずは娘が食べてみる。

「おいしい?」と聞くと「うーん、あのね、大福にイチゴ突っ込んだだけだね」と言う。
それってマズイって意味なのかと聞くと、うまく説明できないらしい。

私も食べてみる。

「うーん、うーん、そーだね、大福にイチゴ突っ込んだだけだよね」確かにうまく説明できない。

あえて言えば、あの感動はなかった! 

ちなみに娘が日本で食べたいちご大福は、大宰府で限定販売されている「甘王のいちご大福」だったそうだ。妻が言うにはあんこよりイチゴの方が甘かったそうで、それはそれは普通のいちご大福を超えるおいしさとのこと。

つまり、餅とあんことイチゴを単に組み合わせればいいってものでもないらしい。

まぁ、外国で食べるいちご大福だし、日本で売っているものとは違った味になるのかもしれない。こんど大宰府に行くときは、梅が枝餅といちご大福を忘れずに食べようと思う。そうそう、太宰府天満宮のお参りも忘れてはいけない。